2007-04-22 13:24:29
・五回目、正月遍路二日目 [ 五回目 ]
雨は降っていないが昨日の天気予報で
今日はこの冬一番の寒気が来ると言っていた。確かに寒い。
まだ暗い市街地を道を間違いながら進む、境目トンネルを目指して
ゆるい坂を漕ぐ途中、コーヒーを買おうと自動販売機を見ると取り出し口に
霜柱が、しかし体は暖まって来たので寒いという事はない。
池田のコンビニで朝ごはんを買い歩きながら食べる。
曼陀トンネルを越えそこから町道に入り細い坂道を登る。
なかなか道しるべの距離が減らない。
自転車の先を、道に落ちた松実でも食べているのだろう
小さな鳥が道案内しているように同じ距離を保ちながら逃げて行く。
漕ぎ疲れたら自転車を押す、ふと目の前を三、四センチの毛玉が横切る。
追いかけたが逃げられた、あれは何だったのだろう。
昨日に比べて、明らかに白く吐く息の長さが長い。
やっとロープーウェイの鉄塔が見えた、でも頂上は雲の中で見えない。
雪でも降っているのか、鉄塔には黄色いライトが点いている。
この頃から少し吹雪いて来た。道も昨日の雨が凍って滑るので、
道端の落ち葉の上を歩く。時折風が吹くと木の上から凍った滴が
凍った落ち葉の上に落ち「カラカラ」と音を立てる。
もののけ姫のこだま?が出て来たときのような音だ。
先の毛玉といい「ここはジブリか」と突っ込みを入てみる。
寺に近づくと、道路一面凍結。まともに前に進めない。
それでも登って行った軽トラのおじさんはすごい、下りは怖いぞ。
他にも何台か車が登っていた。
雲辺寺到着、手洗い場が凍っていて使えない。
仕方なくそのままお参り。ロープーウェイで来た叔母ちゃんに
『自転車で来たの』と呆れられながら寺を後にする。
凍った道を下る勇気はないので遍路道を押して下ることにする。
沢山の仏像(ちょっと怖い)に見送られ遍路道へ。
ダウンヒルのマウンテンバイクなら楽しい道かも。(怒られなければ)
小径車だとチト辛いので押して下る。お茶を飲もうとフロントバックの
ペットボトルを取る、「凍ってる」。夏ならうれしい零度のお茶である。
途中登山の家族に『大変ですね』と言われる、何が大変なんだろう。
小松尾寺にはすんなり到着したが、六十八、六十九番に川沿いを
走ると風が強くて押し戻される。仕方なく平坦な道なのに押して進む。
寺に到着、一つの境内に二つの寺。そのうえ一つは、、、
(ステンレス柱の屋根がなければ、なぜ屋根をつけたのでしょう)
ここで歩きの人を今日始めて見かけた、
今日は池田屋さんをスタートしたとのこと。
川之江から池田までの距離があったにしてもあまりかわらない、
ショックである。今日は観音寺で泊まろうと思っていたがこんなことでは
いけない善通寺まで行こう。急いで本山寺へお参りを済まし11号線を走る。
まだ昼飯も食べてない(もう夕方)、讃岐ではうどんしか食べないつもりなので
うどん屋を探しながら走る、車の沢山停まっているうどん屋を発見。
早速入ってみる、美味い!冷えた体に染み渡る。
『単車ももう寒いねー』と大将に言われる。
毛糸の帽子をかぶていたせいでヘルメットをかっぶていたように
髪の毛がぐちゃぐちゃだったからそう見えたのだろう。
(遍路の格好をしないのが悪い)
「自転車なんですよ」と言い残し店を出てまたまた漕ぎ始める。
鳥坂峠に登る所で真っ暗になった、一気にゆるい峠を登り非常食に
鳥坂饅頭購入、とりあえず善通寺駅に行けば泊まる所くらいあるだろう。
真っ暗な道をライトを点けて走る。市街地に入った所でビジネスホテルを発見。
飛び込みでOK。とりあえず風呂に入りいつの間にか寝ていた。
九時頃に目が覚め晩ごはんを食べに強風の中うどん屋へ。
うどんにレモンが入っている、、、美味しい、ホテルに帰って寝る。
TrackBack
http://torokame.blogtribe.org/tbinterface.php/647ea9a57508bf248e55622164557c14