2007-04-22 12:56:53

・二回目、高知初日 [ 二回目 ]

夜行列車は岡山駅に。
到着駅のホームには駅員さんの姿もない。
二、三人の人がのホームで電車を待って居る。
1、2時間ほどしか寝れなかった。

二回目の切り打ち。前回から一カ月程で実現。
(この不況のお陰で仕事が暇、これは問題だ)
マリンライナー1号で坂出、そこから特急で御免。
黒潮鉄道で奈半利。そこからバスで室戸岬へ。
すでにお昼近い、高知行高速バスが連休なので買うことが
出来なかった為、これが一番早く室戸に着く手段だった。
切り打ちをする時は、次回のアクセスを考えて
打ち切らないといけないとつくづく思った。
途中、国体の聖火とすれ違う。子どもたちが走っていた。
やっと今回の出発地点室戸岬に到着。
自転車を組み立てると早速出発。
今回は最岬寺へ遍路道を使って上がることにする。
自転車を上り口に停め、荒れた遍路道を上がる。
運動不足と寝不足の体は重く、幾度も立ち止まりながら登る。
止ると蚊がやってくる、蚊をはらいながらまた登る。
木がブラインドになって海が見えないが、風が強く波の音が
良く聞こえる。途中のベンチが在る所から海が見えた。
荒々しくうねる太平洋が見える。次からはスタートのお寺は
平地のお寺を選ぶようにしようと心に決める。

やっとの思いで最岬寺到着、そそくさとお参りを済ませると
朱印を重ねうちしてもらい来た道を下る。
下りは登りに比べて楽だが足場が悪いので気を抜くと
足を取られてしまいそうになる。
下り終わるとすぐ相棒にまたがり出発。
またも岬見物は無し、二十五番を目指す。

すぐに二十五番には着いた。
小さな漁村は祭りらしく神輿や山車を子どもたちが引いている。
山寺の後の平地の寺は嬉しいが、この寺には石段が、、、
お参りをしていると物凄い早さでお経を唱える親子を発見。
瞬く間に前からいなくなった。
感化されたのかこのお寺で初めて般若信行を読む。
小さな蚊の鳴くような声でつまりながら読む。
一回目の切り打ちの後 般若心経の本を買った。
やはりお経を上げないと単なるオリエンテーリングに
なってしまいそうな気がしたからだが、読み初めて直ぐ
旅に出てしまった為、何も進歩が無い。せめてまね事でも。
石段を下っていると狭い上り口にミニバンを停める人がいた。 
こんな狭いところにと思ったが後部座席にはお年寄りが乗っていた。
ドライバーの人が石段以外で本堂に行ける方法を聞いていたが
無さそうだった。門を出たところで托鉢をしている人に声を掛けられる。
彼も自転車で何回も回っていると言っていた。
後で考えると托鉢中に呼びとめるのもと思うが
とりあえずお賽銭ぶくろの中から五円を初めて入れた。

そして二十六番へ向かう、また山の上の寺だ。
遍路マークに沿って遍路道に入るが、自転車を押しても
登れなくなったのでここに置いて寺まで登る。
お参りをして寺の下の茶店でアイスクリンを買い食べながら下りる。
遍路道を逆に下っていると良く歩きの人から『逆打ちですか』と
声を掛けられる「下に相棒を待たしてますので」と答えると
『ああ』と納得してくれる。

そしてまたもや山の上神峰寺。
麓に着くとマウンテンバイクが二台停めてある。
ここに停めて登るのがいいのか? 
一瞬迷うが自転車を押して登る事にした。
四時過ぎ、下りてく人に「間に合いますかねー」と聞くと、
『う〜んぎりぎり』と返ってくる。下にあった自転車の人達からは
自転車を置いて登った方がいいとアドバイスしてもらうが、
下りの御褒美欲しさに自転車を押す。車が何台も抜かして行く。
焼山寺や鶴林寺を思い出す。坂を登る時いつの間にか、
「六根清浄六根清浄」(俺はごうりきか)と唱えている。
「なむだいしへんじょうこんごう」だとリズムが取りにくい。
この道、車で登るのも大変みたいで、カーブで車が離合する間、
待たされること数回、時間のロスが痛い。
登山靴の女の人に抜かれる(情けない)。
時間はあと十五分、諦めて自転車を置きショートカットの
遍路道を行くことにする、タイムリミットが迫る。
野宿道具を持って来ていない。もし、間にあわなければ
明日麓からやり直しとなる。「もうだめだ今度通る車に乗せてもらおう」
と思ったとたん駐車場の柵が見えた。『間に合いますよ』とお土産を
売っている人に言われる。納経所の前で『時間配分がうまいねー』と
褒められる、またもや掟破りの先納経。

「すいません順番逆ですが」 『五時に閉まるからねー』

納経を済ませ、駄目押しの石段を登り始めるが足が痛くて
うまく登れない。一日で筋肉痛、ゆっくりゆっくり登る。
お参りを済ませ、石段を下りる。これが筋肉痛の足に響く。
蟹歩きで下り、石段上り口にある名水をがぶ飲みし納経所前の
毛氈の張ったベンチで休む。間に合わなかった人が納経所を
覗くがもうだれもいない。少しばかりの優越感を味わう(修行が足りない)
一組の夫婦の旦那さんだけが石段を登って行った、足が悪いのかと思い
「向こうに回り道がありますよ」と声を掛けると『わたしは心臓が弱いので』

初めて鐘を撞く。日暮れの寺に鐘の音が響く。
「賽銭箱が在るから鐘が撞けるみたいですよ」と
奥さんに声を掛け山を下る。
下りはあっとゆう間だ、日が暮れた国道を走る。
毎度、宿は決めてない。何処か泊まれる所が在るだろうと走るが何も無い。
宿泊と書いた看板を見つけ近付くが、ラブホテルだった。
安芸市に入りホテルや旅館を探すが何処も駄目。
とりあえず安芸駅へ。観光協会か何か在るだろうと行って見るが
見当たらない。仕方なく九州に電話をかけインターネットで高知の
ホテルの空室状況を調べてもらうと電話をかけて予約。
自転車を畳むと”くろしお鉄道”で高知駅へ、今日の宿に到着。

Posted by torokame at 2007-04-22 12:56:53 | Trackback(0)



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